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日食観測地は上海から車で1時間半ほどの距離に位置する嘉興市です。
当社が『嘉興』を選んだ理由は、 

(1)大気汚染の影響が少ない観測地
(2)広々とした場所での観測が可能
(3)上海からの日帰りツアーが可能

嘉興市は浙江省の北部、長江デルタの杭嘉湖平原の中心地帯に位置しています。東は上海、西は杭州、北は江蘇、湖州、南は杭州湾に隣接しております。


嘉興市データ

最高気温:7・8月の最高気温40.5℃ 平均気温:27.5℃~28.7℃
嘉興面積:3915平方キロメートル 嘉興総人口:408万人、市街区人口は88万人

日食観測データ

   現地時間 太陽高度   太陽の見える角度(90°が真東)
 日食の開始  08:22:27  39.7度  88度 東
 皆既日食開始  09:35:15  55.2度  99度 南東
 最大食  09:38:06  55.8度  99度 南東
 皆既日食終了  09:40:58  56.4度  100度 南東
 日食の終了  11:00:25  72.4度  124度 南東

上記に示しました、太陽高度は0度が地面、90度が天頂となります。

今回の日食では、月の大きさが太陽よりも1.029大きいため皆既日食の時間が長くなることがわかります。


過去の天気

過去8年間の嘉興市の天気

 2001年  晴れ  2005年  くもり
 2002年  くもり  2006年  くもり
 2003年  晴れ  2007年  くもり
 2004年  晴れ  2008年  晴れ

梅雨が明ければ、中国~トカラ列島付近は晴天が期待できます。今回の皆既帯全体から見れば、トカラ列島や中国は、雲の存在確立が少ない地域といえます。(月間星ナビ2月号より抜粋)


観測場所